大学生の一人暮らしの平均家賃や初期費用とは?費用を抑える工夫をご紹介
大学に進学するにあたって一人暮らし用の賃貸物件を探す際は、いくらぐらいの費用がかかるのか気になりますよね。
学費もかかるため、なるべく家賃や初期費用を抑えたいところでしょう。
そこで本記事では、大学生の一人暮らしの平均家賃額や初期費用、引っ越し費用と家賃を抑える部屋の探し方についてご紹介します。
一人暮らしを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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大学生の一人暮らし!家賃の全国平均額はいくら?
多くの学生が進学を機に親元を離れて一人暮らしを検討しますが、自立した生活を送るためには、まず家賃の平均額を理解することが重要です。
平均家賃額を見れば、大学生の一人暮らしに適した家賃が分かります。
賃貸物件には単身者向けやファミリー向けなどさまざまな部屋タイプがありますが、大学生向けの部屋は学校に近く、家賃が手頃に設定されていることが一般的です。
全国の平均家賃
2022年度の「第58回学生生活実態調査概要報告」によれば、全国平均家賃は5万3,020円で、前年度比で900円減少しています。
全国平均家賃は2013年から約10年間、ほぼ5万円前後で安定しており、大きな変動は見られませんでした。
同調査によれば、多くの学生が毎月約1万円の貯金や繰越金を確保しており、生活のスタイルによる差異はありますが、赤字にならずに生活できていることが示されています。
大阪府の平均家賃
地域によっても家賃は大きく異なります。
大学生の全国平均家賃が約5万3,000円であることはわかりましたが、大阪府の平均家賃もきになりますよね。
全国賃貸管理ビジネス協会による2023年4月に調査された「全国平均家賃による間取り別賃料の推移」によれば、大阪府の間取り別平均家賃は以下のとおりです。
●1部屋:5万6,468円
●2部屋:6万9,194円
●3部屋:7万3,441円
上記の平均家賃は全国平均よりも約5,000円高いことが分かります。
賃貸物件を選ぶ際は、地域ごとの家賃相場を考慮することが重要です。
親からの仕送りや収入に応じて、貯金ができる余裕を持てる家賃の物件を選びましょう。
大学生に最適な間取りとは?
希望する部屋の間取りや駅からの距離も家賃に影響を与えます。
広い部屋を希望する場合、1DKや1LDKの賃貸物件を視野に入れるでしょう。
ただし、主要駅から近い立地条件を求めると、平均家賃が1~2万円上昇することがあります。
一方、部屋数や広さを抑えた1Rや1Kなどを選ぶと、同じ立地条件でも1万円ほど節約でき、生活費に余裕を持たせることができるでしょう。
賃貸物件を選ぶ際は、駅からの距離も考慮することが大切で、徒歩10分以内や自転車で10分程度の物件を検討すると、お部屋を見つけやすくなります。
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大学生の一人暮らし!初期費用と生活費
大学生が一人暮らしを始めるには、初期費用と生活費をどのように確保するかを計画することが重要です。
事前に初期費用と生活費がどれくらいかかるのかを把握し、実家暮らしの期間を活用して、貯金を積み立てておくことがおすすめです。
一人暮らしにかかる初期費用
賃貸物件で一人暮らしをする際は、一般的に以下の初期費用がかかります。
●敷金
●礼金
●仲介手数料
●引っ越し料金
●家具家電の購入費用
上記のほか、火災保険料や鍵交換費用などがかかることもあります。
一般的に、賃貸物件を契約する際には家賃の2か月分に相当する敷金が必要です。
たとえば、月額家賃が5万円の場合、敷金は10万円です。
賃貸借契約を結ぶ際には礼金も求められることがあり、礼金も敷金と同様に、家賃の2か月分が一般的です。
仲介の不動産会社を介して物件を探す場合、仲介手数料もかかります。
今住んでいる場所から新しい物件に引っ越す際には、引っ越し費用も考慮する必要があります。
一人暮らしを始めるにあたって、必要な家具や家電製品を揃える必要もあります。
ベッドやソファ、冷蔵庫、洗濯機などの必要な家具家電はそれなりにコストがかかります。
たとえば、家賃5万円の物件に引っ越しする場合、敷金と礼金がそれぞれ10万円ずつかかるとすると、賃貸物件の契約時の初期費用は20万円に上ります。
仲介手数料や引っ越し料金、家具や家電の購入費を考慮すると、合計で50万円近くかかると見ておいたほうが良いです。
なお、引っ越し費用は季節によって変動し、通常2~4月が高くなりやすいです。
初期費用を節約するためには、引っ越し時期をずらしたり、家具や家電を段階的に揃えたりすることが役立ちます。
1か月の生活費
一人暮らしの生活費は、食事代や日常生活に必要な費用を指します。
日本学生支援機構の「令和2年学生生活調査結果」によれば、一人暮らしをしている大学生の年間平均生活費は110万8,400円です。
これを1か月あたりに換算すると、約9万2,000円になります。
ただし、この生活費には大学の授業料やその他の課外活動費は含まれていません。
自己負担で学費を支払う場合は、それらの費用も追加で計算する必要があります。
生活費は食材、光熱費、通信費、交通費、娯楽費、医療費などを含みます。
一人暮らしの生活費を確保する方法は個人によって異なり、多くの学生は親からの仕送りを受けて生活していることが一般的です。
アルバイトや奨学金を活用して生活費を捻出する予定の方もいらっしゃるでしょう。
実際、一人暮らしを経験した大学生のなかには、親からの仕送りを受けていない人も約2割いることがアンケート調査からわかっています。
一人暮らしをする際は、収支を管理し、無駄な支出を抑えることも大切です。
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大学生の一人暮らし!家賃・生活コストを抑える部屋の探し方
大学生が無理なく一人暮らしをおこなうには、家賃を抑えつつ、理想の条件に合ったお部屋を見つけることが大切です。
家賃・生活コストを抑える部屋の探し方は、以下のとおりです。
①通学時間
大学生活は学業に専念する貴重な期間です。
通学時間が増えれば、それだけ勉強や自己成長に割ける時間が減ります。
家から学校までの距離が遠いと、通学にかかる時間が増加し、さらには交通費もかさんで、学業や生活費に支障をきたす可能性があります。
そのため、大学から近い物件を選ぶといいでしょう。
②築年数
新築物件や築年数の新しい物件は魅力的に感じるかもしれませんが、家賃が高くなることがあります。
一方で、築年数の古い物件は家賃が抑えられることがあります。
築年数が古い物件は建物自体の老朽化や劣化が気になりますが、必ずしも住みにくいわけではありません。
探し方のポイントは、外観だけでなく、内部の設備やリフォームの状態を確認することです。
最近では、築年数の古い物件でもリフォームやリノベーションが施されていることがあります。
外観からは見分けがつかないほど、室内が快適に改装されていることもあります。
③狭い間取りでも工夫次第で快適になる
大学生が一人暮らしをする場合、家賃を考慮して1Kや1Rなど狭い間取りの部屋で生活する必要があります。
狭い間取りでも、家具や家電の配置などを工夫すれば、スペースを効果的に使うことができます。
たとえば、家具を壁際に配置すると、中央の空間を広く使うことができるでしょう。
また、明るい照明や白いカーテンを使用すると、部屋全体が広く見えるでしょう。
物の整理整頓を心がければ、部屋をスッキリと保つことができます。
不要な物を捨てることも大切です。
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まとめ
大学生の一人暮らしにおける全国平均家賃は5万3,020円です。
一人暮らしする際の初期費用は、合計50万円はかかると見ておいたほうが良いでしょう。
家賃や生活コストを抑えられる部屋を探す際は、通学時間や築年数、間取りがポイントです。
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