子どもが一人暮らしをする場合の部屋探しのポイントや仕送り額について解説
進学や就職で一人暮らしを始める子どもがいるご家庭では、部屋探しのことや生活にかかる費用など、心配事がたくさん出てきますよね。
親元を離れて生活する子どものために、まずは安心して暮らせる部屋を見つけることが大切です。
そこで今回は、子どもの部屋探しをするときのポイントや、一人暮らしにかかる初期費用、仕送り額について解説します。
一人暮らしを検討している子どもがいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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子どもが一人暮らしをする場合の部屋探しのポイント
子どもが一人暮らしをするにあたって、まず準備しなければならないのは、安心して暮らせる部屋です。
学生の場合、学生寮に入る方もいますが、親元を離れる学生の多くは、賃貸物件に入居します。
では、子どもが一人暮らしをするにあたって、どのようなことに気を付けて部屋探しをすれば良いのでしょうか。
できるだけ子どもの希望する条件に合った部屋を見つけるために、以下のようなポイントを押さえて部屋探しをしましょう。
部屋探しのポイント1:物件が多い時期に探す
進学を機に一人暮らしを始める方の多くは、4月の入学に向けてスケジュールを組み、部屋探しに取り掛かります。
大学の場合、2月から3月初めに合格発表がありますが、最近では発表前に部屋探しを始めるケースも増えています。
推薦入試で合格した場合は、秋から部屋探しを始めることもあるでしょう。
したがって、部屋探しの時期が遅れると、選択肢が減り、希望条件に合った物件が見つかりにくくなります。
複数の選択肢から希望に適した物件を見つけるためには、できるだけ早く部屋探しを始めることが大切になります。
部屋探しのポイント2:学校や駅からの距離を考える
学校までの距離は、近いほうが通いやすく便利です。
しかし、大学の周辺に買い物ができる施設がない場合もあります。
そうなると、生活が不便になるでしょう。
また、駅から離れた場所に学校がある場合、住まいが学校に近すぎると、アルバイトや買い物などに出かける際に電車を利用する際、駅までの移動手段に困ります。
したがって、学生にとっては、駅と学校の中間あたりで部屋探しをすると、生活がしやすくなるかもしれません。
部屋探しのポイント3:家賃の上限を決めておく
一人暮らしをすると、教材費や友人との交際費などがかさむ月でも、毎月決まった額の家賃を支払わなければなりません。
子どもは見た目のきれいさや、部屋の広さなどに魅力を感じるかもしれませんが、新しい物件はどうしても家賃が高くなります。
また、家賃にくわえて、共益費や水道光熱費なども毎月かかります。
余裕を持って生活するためにも、ある程度家賃の上限を決めて部屋探しをするようにしましょう。
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子どもの一人暮らしにかかる初期費用
賃貸物件を借りる場合には、初期費用がかかります。
入居する前に支払わなければならないため、どれくらい初期費用がかかるのかも、事前に把握しておく必要があります。
また、毎月の生活費は、子どもが自分でやりくりしていかなければなりません。
1か月にどれくらいかかるのか、子どもと一緒に考えておくことも大切です。
以下では、子どもが一人暮らしをする際にかかる費用について解説します。
一人暮らしをするための初期費用
賃貸物件を借りる際には、敷金と礼金を契約時に支払います。
一般的には、家賃を基準に計算し、物件や大家さんによっては何か月分かが決まっているでしょう。
地域によっても異なりますが、敷金と礼金はどちらも家賃の1か月から2か月分が相場で、賃貸物件の場合、通常、前家賃を支払います。
たとえば、3月に入居する場合、4月分の家賃と3月の日割り家賃を契約時に支払わなくてはなりません。
また、契約時には仲介手数料や鍵交換料、火災保険料などもかかります。
これにより、初期費用は家賃の4倍から5倍ほどになるとされています。
たとえば、家賃が5万円の賃貸物件では、初期費用は20万円から25万円ほどになるでしょう。
そのほかにも、引っ越し費用や電化製品・家具の購入費用なども考慮し、子どもの一人暮らしには十分な初期費用の準備が必要です。
一人暮らしにかかる生活費
一人暮らしをする場合、家賃のほかにも、食費や光熱費、通信費、交際費など、さまざまなお金がかかります。
具体例を挙げると、以下のような費用が毎月かかります。
●食費…3万円
●水道光熱費…1万円
●日用品…3,000円
●通信費…1万円
●交際費…1万5,000円
●娯楽・美容代…2万円
これらに家賃をくわえると、月に約14万円の生活費がかかります。
月によっては、これ以上の生活費が必要となることも考えられるでしょう。
たとえば、親が家賃を支払うケースや、通信費を家族口座から引き落とす場合など、家庭によって支払い方法は異なります。
ただし、学費も捻出する必要がありますので、アルバイトや奨学金の活用など、子どもとよく話し合って予算を立てることが重要です。
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子どもの一人暮らしに仕送りはどれくらい必要なのか
先述したとおり、子どもの一人暮らしにはそれなりのお金がかかります。
前章で挙げた例で考えると、毎月14万円の生活費は、子どもが学校に通いながら捻出できる金額ではないため、仕送りをしているご家庭が多いです。
以下では、どれくらいの額の仕送りが必要なのか、相場を見ていきましょう。
仕送り額の相場
一人暮らしをしている子どものいるご家庭を対象におこなったアンケートでは、10万円~12万円の仕送りをしているご家庭が多く見られます。
しかし、5万円~10万円の範囲でバラつきがあり、各家庭の経済状況によって差が生じます。
仕送りをしていないご家庭も存在し、そのようなケースでは、奨学金とアルバイトでまかなっている可能性があるでしょう。
アルバイトは学生時代にできる社会勉強の1つですが、生活が苦しいからとアルバイトの時間を増やすと、学業に支障をきたす恐れがあります。
学業、アルバイト、友人との時間など、有意義な学生生活を送るためには、親のできる範囲で仕送りが必要になってくるかもしれません。
仕送り以外のサポートも大切
子どもが一人暮らしをする際に、お金に困らない程度の仕送りはあまりおすすめしません。
なぜなら、自分で生活のやりくりをすることは、子どもにとって良い経験になるからです。
親元を離れることで、一人暮らしをする大変さや、無駄遣いをせずに生活する心構えなど、一人暮らしを通じて成長できることが数多くあります。
一人暮らしを始める前に、仕送りの額を相談して決め、足りない月には外食を控え、余裕がある月には貯金するなど、子どもの自立を見守ることも大切になります。
親の経済状況が苦しい場合は、仕送りの額を増やせないかもしれません。
その際は、お金以外の形でサポートすることも考えてみてください。
たとえば、調理に手間のかからないレトルト食品や食料品、洗剤やシャンプーなどの日用品を送ることも十分なサポートになります。
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まとめ
子どもが一人暮らしをする際には、無理のない家賃で、安心して生活できる部屋を見つけることが大切です。
また、賃貸物件を借りる際には初期費用がかかり、毎月の生活費も必要であるため、親子でしっかり話し合って予算を立てる必要があります。
一人暮らしは、自分でやりくりをして生活しながら、自立できる良い機会なので、親ができる範囲でサポートし、子どもの成長を見守ってあげましょう。
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