エンタメが充実した水辺のエリア!大阪市此花区の住みやすさをご紹介

エンタメが充実した水辺のエリア!大阪市此花区の住みやすさをご紹介

引っ越し先を決める際には、どんな物件を選ぶか、どのエリアに住むのかが重要なポイントになります。
住むエリアを決める際には、住環境や家賃、そのエリアの住みやすさに関する情報収集が欠かせません。
この記事では、大阪市此花区へのお引っ越しをご検討中の方に向けて、此花区の住みやすさを考えるうえで重要な3つのポイントをご紹介します。

大阪市此花区の住みやすさのポイント①概要

大阪市此花区の住みやすさのポイント①概要

まずは、位置や歴史など、大阪市此花区の概要をご紹介します。

位置・地形

大阪市此花区は、淀川河口の南部に位置する区です。
西は大阪湾に面していて、北は淀川、南は安治川に挟まれており、水辺のスポットが多いのが特徴です。
大阪湾には埋め立て地である舞洲・夢洲があり、区内にも平地のエリアが多く見られます。
区域は東西に長く南北に短い形をしていて、19.30?という面積は大阪市のなかで2番目の大きさです。

歴史

此花区の土地は、もともと西成郡に属していました。
明治30年の第1次市域拡張の際に市部となり、大正14年の第2次市域拡張で当時の北区と西区の一部をあわせて第1次の此花区が誕生しました。
その後、平成18年の分増区によって福島・西野田の地域が現在の福島区に分離され、西淀川区の伝法・高見の両地区が編入されて今日に至ります。

区名の由来

此花区という名前が生まれたのは、第1次の此花区が誕生した大正14年のことです。
もとの北区と西区から新しい区が創設される際、地元からは玉川区や福島区、旭区などさまざまな案が出されました。
市会でも議論を重ねた結果、王仁が詠んだと伝えられる古歌「難波津に咲くやこの花冬ごもり 今は春べと咲くやこの花」から引用して此花区と名付けられました。

人口

大阪市此花区の人口は令和5年8月時点でおよそ6万4,000人、世帯数はおよそ3万3,000世帯です。
此花区は住宅地が点在していて、地区によって住宅密度にばらつきがあります。
高層マンションや集合住宅、一戸建てなどさまざまな種類の住宅が混在していますが、集合住宅が多いエリアや一戸建てが多いエリアもあります。
また、大阪市此花区がホームページで公開している年齢別推計人口によると、年少人口が約11%、15歳~64歳までの労働人口が約61%、老齢人口が約28%です。
年齢別推計人口から、此花区は幅広い年代の方が住んでいることが伺えます。

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大阪市此花区の住みやすさのポイント②住環境

大阪市此花区の住みやすさのポイント②住環境

そのエリアの住みやすさを考えるうえで、住環境は重要なポイントです。
大阪市此花区の住環境を、4項目からご紹介します。

交通アクセス

大阪市此花区には、JRゆめ咲線(桜島線)・JR大阪環状線・阪神なんば線の3路線が走っています。
これら3つの路線がすべて通っているのが、西九条駅です。
西九条駅は、大阪駅まで約6分、大阪難波駅まで約9分、天王寺駅まで約14分と、市内の主要な駅に乗り換えなしでアクセスできます。
近年では、JRのゆめ咲線と大阪環状線との相互乗り入れや、阪神なんば線の開業と近鉄奈良線との乗り入れにより、さらに利便性が向上しました。
新大阪駅や京都駅へも乗り換え1回でアクセスできるため、近隣のエリアはもちろん遠方への出張や旅行にも便利です。
西九条駅周辺はもちろん、それ以外のエリアにもバスが多く走っているため、駅から距離がある物件でもバス停が近くにあれば交通アクセスには困らないでしょう。

ショッピング

大阪市此花区内には、千鳥橋駅と伝法駅の周辺や西九条駅前に商店街が広がっているほか、住宅地の多い東部を中心にスーパーマーケットが点在しています。
買い物ができる施設が充実しているので、食料品などの日々の買い物は身近な場所で済ませられます。
また、商店街を中心に昔ながらの店舗が数多く営業していて、日用品や食料品を安く購入できる店舗が多いのも魅力の1つです。
交通アクセスが良く利便性が高いエリアでありながら、食料品や日用品にかかる生活費を節約できるのは、大阪市此花区ならではのメリットだと言えるでしょう。

治安

大阪市此花区は、市内でも治安の良いエリアです。
大阪府警のデータを見ても、犯罪発生率は24区のなかで6番目に低く、犯罪件数も減少傾向にあります。
子育て中の方や若い女性の一人暮らしなど、治安の良いエリアを選びたい方にも大阪市此花区はおすすめです。
西九条駅周辺や千鳥橋駅周辺はとくに防犯活動が積極的におこなわれているため、より治安の良いエリアに住みたい方はこれらの駅の周辺で物件探しをすると良いでしょう。

観光スポット

大阪市此花区の魅力の1つが、観光スポットとして人気を集めるレジャー施設が充実していることです。
此花区の西部には大型テーマパークがあるほか、テーマパークの近くには3,000人近くが収容できるライブハウスもあり、音楽が好きな方からも注目を集めています。
また、大阪湾に浮かぶ人口島の舞洲には、スポーツが楽しめる総合レジャー施設もあります。
大阪市此花区に住めば、これらの人気が高いレジャー施設を気軽に楽しめるのがメリットです。
また、利便性が高く観光地としても人気のあるエリアでありながら、緑が多いのも魅力の1つとして挙げられます。
区内には公園も多いので、お子さまを遊ばせられる場所が近くにほしいとお考えの方にもおすすめのエリアです。

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大阪市此花区の住みやすさのポイント③家賃相場

大阪市此花区の住みやすさのポイント③家賃相場

引っ越し先を考えるうえで、家賃は重要なポイントの1つです。
大阪市此花区の家賃相場を、それぞれの間取りごとにご紹介します。

ワンルーム~1LDK

ワンルームや1K、1DKは、一人暮らしにおすすめの間取りです。
また、1LDKは一人暮らしのほかカップルの同棲にも向いています。
大阪市此花区の家賃相場は、ワンルームが4万7,700円、1K~1DKが6万100円、1LDKが7万6,000円です。
一人暮らしで家賃をなるべく抑えたい場合は、家賃が比較的安いワンルームを中心に探すと良いでしょう。

2K~2LDK

居室が2つある2Kや2DK、2LDKの物件は、二人暮らしにおすすめの間取りです。
2LDKならお子さまが生まれても手狭にならないので、結婚を前提とした同棲にも向いています。
大阪市此花区の家賃相場は、2Kが4万2,700円、2DKが6万1,200円、2LDKが9万5,500円です。

3DK~3LDK

居室が3つある3DKや3LDKは、ファミリーにおすすめの間取りです。
部屋の数が多いため、お子さまが複数人いる場合も性別で子ども部屋をわけられるなど、フレキシブルな使い方ができます。
大阪市此花区の家賃相場は、3DKが8万2,400円、3LDKが11万9,000円です。

4LDK以上

4LDK以上の物件なら、専有部分が広く部屋も多いため、家族の人数が増えても空間的にゆとりがある生活が送れます。
大阪市此花区の4LDK以上の家賃相場は、15万4,400円です。
ただし、4LDK以上の物件はあまり数が多くありません。
ペット可の物件ではさらに数が少なくなってしまうので、4LDK以上でペット可の物件を探している場合は注意が必要です。

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まとめ

大阪市此花区は、大阪湾や淀川、安治川に囲まれた水辺のエリアで、買い物ができる店舗やレジャー施設が充実しています。
交通アクセスに優れ観光客が多く訪れるエリアでありながら、治安が良いのも魅力です。
利便性が高く住みやすいエリアへ引っ越したいとお考えの方は、大阪市此花区へのお引っ越しを検討してみてはいかがでしょうか。