大阪市西区の住みやすさについて解説!気になる住環境や家賃相場とは
「住みやすさ」を構成する要素は、交通アクセスの良さや自然の豊かさ、家賃の安さなどさまざまです。
引っ越しをする際の住みやすさを評価するポイントは、人それぞれで異なるかと思います。
そこで今回は、大阪市西区の住みやすさについて、概要、住環境、家賃相場の視点から解説します。
大阪市内への引っ越しを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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大阪市西区はどんな街?住みやすさのヒントになる街の概要について
まずは、大阪市西区の基本的な概要について解説します。
概要1:大阪市西区の位置
大阪市西区は、大阪市のほぼ中央に位置する街です。
そのため、福島区、北区、中央区、浪速区、大正区、港区と6つもの区に面しています。
大阪市西区は比較的平坦な土地で、中央を木津川が流れている点が特徴です。
木津川を境に、東側には堀江エリアを代表とする商業地域が広がり、西側には鉄工や物流関係の事務所が集中しています。
概要2:大阪市西区の歴史
大阪市西区という現在の名称は、1889年に市制・町村制が施行されて誕生しました。
1874年には大阪府庁が大阪市西区の江之子島に移転され、1899年には大阪市役所が大阪府庁の北東に設置されています。
また、1903年には、西区を走る大阪初の市電が開通しました。
その後、人口が急増した大阪市は市域や区域の整備を進め、大阪市西成区が現在の区域となったのは1943年のことです。
大正・昭和初期にかけては海に近い「みなと通」に多くの銀行や船会社、倉庫会社などが建設され、たくさんの人々や情報が集まるビジネスの拠点として栄えました。
自動車が主要な交通手段になると堀川や市電は姿を消しますが、それらがあった地域は四ツ橋筋や長堀通といった主要幹線道路として現在も大阪市西区の交通を支えています。
概要3:大阪市西区の人口
令和5年9月時点での大阪市西区の人口は、10万7,850人です。
世帯数は6万7,225世帯で、1世帯あたりの人口は1.60人となっています。
概要4:大阪市西区の産業
大阪市西区には1万1,206の事業所があり、15万7,495人が従業員として働いています。
これは、大阪市において中央区・北区・淀川区の次に多い数字です。
西区の主な産業は「卸売業・小売業」「宿泊業・飲食サービス業」「学術研究・専門技術サービス業」であり、この3つで西区の産業の過半数を占めています。
また、「卸売業・小売業」といった5つの産業の事業者数と、7つの産業の従業者が、大阪市において3番目に多い点も特徴です。
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大阪市西区の住みやすさを支える住環境について
住環境は、その街の住みやすさを大きく左右する要素です。
ここでは、大阪市西区の住みやすさを支える住環境を、「交通アクセス」「買い物施設」「治安」「名所・観光スポット」に注目して解説します。
住みやすさに関わる住環境1:交通アクセス
大阪市西区内には、阪神電車なんば線、大阪メトロの四つ橋線、中央線、御堂筋線、千日前千、長堀鶴見緑地線が走っています。
大阪市西区は、前項でもお伝えしたように、大阪市の中心に位置する区です。
そして、隣接する6つの区には、梅田エリアのある北区や、なんばエリアのある中央区・浪速区も含まれています。
そのため、大阪の中心地への移動が便利な立地であり、梅田エリアにもなんばエリアにも電車に乗れば5分以内でアクセス可能です。
場所によっては、西区内から自転車や徒歩で簡単に心斎橋エリアにアクセスすることもできるでしょう。
住みやすさに関わる住環境2:買い物施設
大阪の中心地へのアクセスが良い大阪市西区ですが、西区自体も多くの人々が集う大阪の中心地の一部であり、買い物をする場所で困ることはほとんどありません。
日用品の購入はもちろん、ファッションやインテリア関連のショッピングを楽しめるエリアもあります。
また、おしゃれなカフェなどの飲食店も豊富です。
さらに、都市部でありながら、家族で楽しめる大型のショッピングモールや、歴史ある商店街なども揃っています。
住みやすさに関わる住環境3:治安
大阪市西区は、「治安が悪い」というイメージがある街ではありません。
しかし、人口が多い分、犯罪件数がとても少ないというわけではないようです。
とはいえ、西区内には警備が厳重な中国駐大阪総領事館が存在していることもあり、凶悪な犯罪の発生率は低くなっています。
また風俗街があるエリアなどを避け、ビジネス街や住宅街を生活圏にするのであれば、治安の悪さを感じる機会はほとんどないといえるでしょう。
ビジネス街や住宅街では街灯がきちんと設置されているため、夜間でも安心して歩くことができます。
住みやすさに関わる住環境4:人気スポット
気軽に足を運べる魅力的なスポットがあることも、住みやすさに関わる大切な要素ですよね。
大阪市西区には、多くの人気スポットがあります。
代表的なスポットでいうと、おしゃれな街として有名な堀江エリアの「オレンジストリート(立花通り)」です。
オレンジストリートは約800mにわたって、個性的な古着屋やカフェ、セレクトショップ、雑貨店などが並んでいます。
同じ堀江エリアでいうと、道頓堀側沿いの「キャナルテラス堀江」も人気です。
本格中華やサムギョプサルの食べ放題、缶詰バー、ハイクオリティな和食などが揃った複合飲食施設であり、道頓堀川を臨むテラス席で食事を楽しむことができます。
ライトアップされた道頓堀川は美しく、施設も夜遅くまで営業しているため、ゆっくりとした夜を過ごしたいときにおすすめです。
また、大阪市西区には、約170品種ものバラが咲き誇ることで有名な「靭公園」があります。
バラ園としては大阪市内でもっとも歴史が古く、およそ3,400本ものバラが開花する春と秋がとくにおすすめです。
また、散歩やピクニック、お昼休憩などに靭公園を利用する方も多く、ビジネス街にあるオアシスとして親しまれています。
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大阪市西区は人気エリア?家賃相場から見る西区の住みやすさとは
その街の住みやすさについて考える際、「家賃相場」も重要な検討材料の1つです。
大阪市西区は大阪市の24区のなかでも人気エリアであり、家賃相場も高い水準となっています。
大阪市内では、北区、中央区に続く3番手に位置しているといえるでしょう。
ここでは、大阪市西区の家賃相場について、間取りごとにご紹介します。
大阪市西区の家賃相場:ワンルーム~1LDK
住宅情報サイトに掲載されているデータによると、大阪市西区のワンルーム~1LDKの家賃相場は、それぞれ「ワンルーム:6.42万円」「1K~1DK:6.64万円」「1LDK:12.04万円」です。
大阪市西区の家賃相場:2K~2LDK
大阪市西区の2K~2LDKの家賃相場は、「2K:9.09万円」「2DK:8.83万円」「2DLK:19.29万円」です。
2Kよりも2DKのほうが家賃相場が安いという結果になっています。
大阪市西区の家賃相場:3K~3LDK
大阪市西区では、3Kの家賃相場のデータがありませんでした。
その他の家賃相場は、「3DK:9.57万円」「3LDK:21.17万円」です。
大阪市西区の家賃相場:4LDK以上
大阪市西区の4DLK以上の部屋の家賃相場は25.20万円です。
なお、条件に「ペット相談可」を追加した場合も、家賃相場は変わらず25.20万円という結果が出ています。
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まとめ
大阪市西区は、都会的な利便性が高く、多様な需要に応えてくれる住環境の街です。
交通手段、娯楽、飲食店などあらゆるものの選択肢が多いため、生活していて退屈することがないでしょう。
また、大きな公園や区内を流れる川で自然を感じながらゆっくりとすごすこともできます。
「遊びに行く街」や「職場がある街」というイメージを持っていた方も、一度「住みやすさ」という視点で訪れてみてはいかがでしょうか。
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